潮干狩りでとってきたあさりをどうせなら美味しく食べたいですよね。
でもあさりって食べる前に準備が必要となります。
それが砂抜きです。
貝の中に砂が残っていて、「ジャリジャリ」していたらちょっと気分が悪いですよね。
そんなアサリの砂抜きについてここで詳しく書いています。
目次
アサリの砂抜きをしても開かない!食べられない?
あさりの砂抜きをしても上手く開かないということがけっこうあります。
それはそもそも砂抜きが上手く出来ていない可能性があります。
そのためにもしっかりとした砂抜きのやり方をとる必要があるので、後のところで詳しく書いています。
ただ、上手く開かない場合は死んでいる可能性があるので、その場合は食べられません。
新鮮でないので食中毒などになってしまうことがあります。
そのためにも、まずはしっかりとしたアサリの砂抜きの方法を覚えておきましょう!!
あさりの砂抜き5つのポイント
アサリの砂抜きの5つのポイントです。
・常温(冬の室温ぐらい15度〜20度)
・暗くする
・塩水につける
・塩水を入れすぎない(あさりの顔が少し出るくらい)
・3時間から6時間ぐらい(一晩つけるイメージ)
5つのポイントを説明していきます。
1、常温
アサリを冷蔵庫に入れて砂抜きをする人がいますが、実は冷たすぎると上手く開いてくれません。
だいたい15度から20度くらいで保管しないと砂抜き出来ません。
冬であれば室温ぐらいになるかと思いますが、夏だとこれよりも高い温度になるので腐らないか少し心配です。
なのでその場合は冷房のすぐあたるところで保管するか、最悪は冷蔵庫に入れておきます。
その場合は温度が低くなりすぎないように注意しましょう!!
2、暗くする
アサリは夜行性なので暗いところを好みます。
なので、ボウルなどに入れて上から新聞紙を被せて暗くします。
この時に完全密封をしてしまうと酸欠状態になってしまうのでアサリが死んでしまう可能性があります。
なので少し余裕がある状態で暗くしましょう!!
3、塩水につける
これは本来の海水状態に近づけるためです。
潮干狩りなどであさりをとった場合は海水を持ち帰っておくと良いです。
持ち帰るのを忘れた場合や、スーパーで買った場合は、自分で塩水を作ります。
この時はだいたい、濃度が3%ぐらいになるように塩水を作ります。
4、塩水を入れすぎない
塩水にアサリをつけておく時は、あまり入れすぎないようにします。
アサリの顔が少し出るくらいの量でとどめておきましょう。
なのでアサリを塩水につける入れ物もなるべく平らに近いものを選んで、あさりを薄く並べるようにします。
でないと、アサリが重なってしまい結果、下の方にあるアサリが埋もれてしまうからです。
息がしにくくなることと、上にあるアサリが吐いた砂をまた吸ってしまうこともあるからです。
5、3時間から6時間ぐらい
スーパーで買ったあさりはすでに砂抜きがされているものも多いので、3時間程度で十分です。
潮干狩りでとったアサリも3時間ぐらいで砂抜きが出来ると言われていますが、余裕を持って6時間ぐらいつけておくのが理想です。
ちゃんとアサリの砂抜きをしても開かない場合は?
ここまでの手順でしっかりとアサリの砂抜きをしても上手く開かないこともあります。
ただこの段階で死んでいるとは限りません。
なので、その場合は火にかけてみましょう!
すると大抵の貝は上手く開くのでそれなら食べられる証拠です。
それでも開かないアサリは食べないようにしましょう!
また砂抜きをする前に開いているアサリはすでに死んでいることもあるので、食べないようにしましょう。
もったいない気がしますが、当たってしまうことを考えると念には念を入れた方が良いです!!
まとめ
あさりの塩抜きをしても開かない場合の対処法について書いてきました。
死んでいる、食べられないアサリの見分け方にもなるところなので、しっかりと覚えておきましょう!
正しい方法で砂抜きをすることで、美味しく、そして安全にアサリを食べることが出来ます!!
せっかく苦労してとったアサリなのですから、美味しく食べましょうね!!