とりあえず郵便物を新しいとこ宛てに届けてもらうって時に便利なのが転居届。
ただ厄介なのが、転居届を出して、また元の住所に戻る時です。
多いのが、実家に住んでいて一人暮らしをして、また家に戻る時ですね。
1年後には、転居届の効力がなくなるっていうのは聞いているけど、この場合どう手続きをすれば良いんでしょうか?
この疑問を解決します。
目次
送り元の登録住所が実家のままでも届かない?
実家から家を出た時に、銀行や電話料金の支払いなどもずっと住所を変更しないままだったって人もいますよね?
そんな人の場合、銀行とかに登録してる住所は実家のままで、1年たったんだから、転送されなくなれば、また実家に届くようになるのでは?と考えるかもしれません。
でも実はこれは違います。
転居届を実家から、違う住所に移した場合は、1年後には転送されないだけでなく、元の住所にも届かなくなります。
ようは郵便局からすると「この家からは元の住居者が完全に出て行ってる」と認識する訳です。
だって、転居届けを出して1年もたって元の家に届けてたら、新しい人が入っていると考えるのが普通ですよね?
なのでトラブルも防ぐためにも元々実家宛てだった郵便物は送り元に返送されるようになっています。
転居届の1年後、また実家に届くようにするには?
送り元の住所は実家になっているのに、上手く届いてくれない・・・という状況になっています。
「ではどうすれば良いのか?」
この場合は簡単で、もう一度新しい家から実家への転居届を出すことです。
そして、実家近くの郵便局で元の実家に戻ったということを伝えてください。
実家をAとして、一時住んでいた家をBとした時、
A⇒BそしてB⇒Aに戻すといったイメージですね。
「送り元の住所は実家のままだったのにそんな手続きが必要なの?」と思うかもしれませんが、郵便局にはそれが伝わっていません。
なので、転居届けを出して1年後に実家に戻る場合はこういった手続きを行いましょう。
電話会社などの住所変更をしてた場合も同じ?
転居届けをして、更に実家から新しい家に、電話や銀行などの登録住所を変更してた場合も当然ですが、また住所変更が必要です。
実家に戻す転居届けを出すことにはなりますが、それも効力は1年です。
銀行などの郵便物は転送不要といって転送されない郵便物も多いので、そういった意味でも転居届けを出したら早めに、各種登録してある住所を実家のものに戻しておきましょう。
市役所と郵便局に出す手続きは全く別?
たまに、市役所で行う転出届けや転入届と、郵便局で出す転居届けをごっちゃにする人がいます。
でもこの2つは関係がありません。
なので、「市役所で手続きをしたから・・・」といって郵便物が新しい住所先に勝手に届いたりしません。
反対に、市役所で手続きをしてないからといって郵便物が届かないということはありません。
「よくわからない・・・」となっている人は別で考えるとスッキリしますよ。
まとめ
転居届を出して1年後、実家に戻る場合の手続きについて話しました。
少しややこしくはありますが、転居届けを出して1年たつと、
効力がなくなるので転送されない
転送もされないどころか、元の住所にも届かない
この2つを抑えておくと良いです。
ぜひ早めに郵便局で手続きしておきましょう!!