糸電話を使うとなぜ遠くまで声が聞こえるのか不思議に思いませんか?
あんな単純な糸と、紙コップだけで遠くの人と会話できる理由って大人でも良くわかってない人が多いですよね。汗
糸電話の原理がわかれば、良く聞こえる作り方も見えてきます。
知っておかないといざ子供に聞かれた時に慌てることにもなりかねません汗
ここでは、そんな
糸電話の原理
糸電話のよく聞こえる作り方
糸電話の限界の距離
について詳しく書いています。
糸電話の原理ってどうなっているの?
糸電話の原理は、糸が音の振動を伝えることでコップから聞こえるようになっています。
と、良く言われていますが疑問に思いませんか?
「それなら、普段聞こえる音はなぜ聞こえるんだろう?糸もないのに・・・」
僕が小さい頃はこんなことを思ってました。
音というのは、空気中、気体中でも伝わるものですが、糸、いわゆる個体の方が伝わりやすく逃げにくいそうです。
だから、普通だったら聞こえない距離でも糸電話を使えば聞こえるんですね。
糸電話のよく聞こえる作り方
糸電話の作り方はとにかく簡単。
まずは紙コップ2つ、糸、セロテープを用意します。
1、紙コップの底に穴を開ける
2、開けた穴に糸を通す
3、糸を通したところをセロテープで固定する
4、完成
言葉だけだとわかりにくいと思うので、動画も一緒に見てみましょう。
この動画では爪楊枝が使われていますね。
その方がコップに振動が伝わりやすくなり、声も届きやすくなります。
よく聞こえるには糸の種類が重要?
小学校の実験や自由研究では良く縫い糸を使われますが、どういった糸が良く聞こえるのでしょうか?
他の人の実験を見ると、
・たこ糸
・毛糸
などが良く用いられていました。
糸の種類でいえば毛糸が少し聞こえづらいという傾向がありました。
ただ、針金のような固い材質のものは糸よりも良く聞こえやすい傾向にあるようです。
これは最初に話した糸電話の原理が大きく関係していて、音が伝わりやすい材質であればあるほど、聞こえやすくなるということがわかります。
聞こえやすいものの材質の特徴として、
・細いもの
・たるみにくいもの(固いもの)
があるようです。
糸電話が聞こえる限界の距離は?
「糸電話はいったいどれくらいの距離まで聞こえるのだろう?」
こんな質問をお子さんにされるかもしれませんね。
世界で一番凄い記録といえば、「ギネス記録」が浮かびますね。
ただ残念ながら糸電話の限界の距離っていうのはギネス記録として正式なものはないようです。
ですが、ネット上では300mでも聞こえた、500mでも聞こえたというのがありました。
なので、これが限界かどうかはわかりませんが、500mなら糸電話でも聞こえる距離というのがわかりますね。
最近では有名youtuberさんも糸電話の限界の距離に挑戦されています笑
トップyoutuberのはじめしゃちょーは何と1000mに挑戦しています。
果たして結果はどうだったんでしょう?
100m程度なら普通の糸やコップでも十分に聞こえるらしいんですが、凄いことですよね。
お子さんがいるなら自由研究で一緒にぜひ実験してみて下さい。
まとめ
糸電話の原理や良く聞こえる作り方、限界の距離について話してきました。
子供の時に良くわからなかったことも、大人になれば理解できるようになりますよね。
(何となくですが・・・)
今回は糸電話の話題でしたが、これを発展させて、「何で普段は聞こえないのに、壁に耳を当てると、隣の部屋の声が聞こえるんだろう?」なども考えると面白いですよ。
要領としては糸電話と同じで固体は音が伝わりやすく、その間に気体を2つも挟むことになるので、普段は聞こえづらいそうです。
これを見てるパパやママはぜひ子供に教えてあげて下さいね^^