木そのものの質感が味わえる無垢フローリングですが、それだけに繊細。
ちょっとしたことで傷がつかないか、汚れがつかないか心配になることが多いのではないでしょうか?
ここではそんな無垢フローリングを傷つけない、痛めないための掃除方法、そして良くある油汚れや落書きの落とし方、ワックスの選び方などについて書いています。
目次
無垢フローリングの掃除方法!
無垢フローリングの掃除方法は、塗装状態によって多少違ってきます。
塗装はこの3種類なので、自分の家の無垢フローリングはどの塗装がされているかを確認して下さい。
・ウレタン塗装
・自然(オイル)塗装
・無塗装
それぞれの特徴や掃除方法について書いていきます。
ウレタン塗装の特徴や掃除方法
ウレタン塗装は汚れにくい、またオイル塗装のように頻繁に塗り直す必要はありません。
無垢フローリングは、本来湿気などを吸ってくれるのですが、コーティングされることでその働きが失われます。
日々の掃除方法
掃除機、もしくは空拭きで大丈夫です。
大掃除や汚れが気になる時
しっかりと絞った水、もしくお湯で拭きます。
黒ずみやシミなど汚れが気になる部分は中性洗剤を薄めたもので拭くと取れることもあります。
オイル塗装の特徴や掃除方法
オイル塗装は、ウレタン塗装と違って木の質感をそのままにすることが出来るのが特徴。
無垢フローリングの一番の良さである触っていて気持ちいい質感を残してくれます。
コーティングしてないので、湿度の調整をしてくれます。
デメリットとしては、数年に一度の塗り直しが必要で、シミなどの汚れがつきやすいことがあります。
日々の掃除方法
掃除機、もしくは空拭きをします。
大掃除や汚れが気になる時
ウレタン塗装の場合と同じように水かお湯で拭きます。
オイル塗装の場合は剥がれてしまうこともありますが、塗りなおせば良いだけの話です。
もしそれでも汚れがとれない場合は、紙ヤスリなどで削ってあげるとキレイになります。
この時も削ったところはオイルを塗り直してあげましょう!
無塗装の特徴や掃除方法
無塗装のメリットは一番、無垢の木を楽しめるところでしょうか。
ただその分デメリットが多いです。
水分を吸いやすいので変形することもあります。
また汚れやすいので黒ずみ、やシミになりやすいです。
基本的な手入れ方法は同じですが、コーティングやオイル塗装よりも汚れが付着、吸収しやすいので早めに拭き取るなどが必要です。
業者さんでも大抵はウレタン、オイルのどちらか塗装することをすすめています。
無垢フローリングの油汚れや落書きの掃除方法は?
無垢フローリングに子供が落書きをしちゃったり、油をこぼしちゃったりした場合の掃除方法です。
子供が油性ペンやボールペンで落書きをしてしまった場合は、マジックリンなどの中性洗剤をスポンジにつけて拭きます。
油汚れも同じようにして拭いてから、空拭きすると落ちてくれます。
できればどの場合も汚れてスグに拭く方がとれやすいです。
時間がたつと無垢の木にどんどん吸収されていってしまうので、取れにくくなってしまいます。
無垢フローリングはワックスで掃除して大丈夫?
無垢フローリングも頻繁でなくて良いですがワックスをしてあげるとキレイになります。
とはいっても適当なワックスで掃除すると材質が痛んで悪くなったり、変形してしまったりの原因になります。
良く使われているのがこの蜜蝋ワックスです。
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子供のいる家庭や床に直接肌に触れる家庭も多いと思います。
そんな場合は、蜜蝋ワックスのような合成素材が入っていない天然系のワックスを使った方が良いです。
ワックスをかける前にしっかりと雑巾で空拭き、掃除機をかけておくことが大事です。
汚れがとれたら、蜜蝋ワックスをかけ、付属のスポンジで刷り込むように拭いていきましょう!
拭き終わると、乾くまで歩いたり汚さないように気をつけて下さい。
まとめ
無垢フローリングは塗装に合わせて掃除方法が大事だということがわかりましたね。
長年使って反対に味が出るのが特徴ですが、汚れがあると気になりますよね。
ここで書いた掃除方法で適度にキレイにしながら、無垢フローリングと付き合っていきましょう!