宇宙って僕たちにはわからないことだらけですよね。
でも専門家の中では色々な議論がなされています。
地球も昔は球体だということがわかっていなかったんですから、宇宙も今ではどうなっているのかわかっているんじゃないの?と期待してしまいます。
ここでは、そんな
宇宙に果てがあるのか?
距離はどれくらいなのか?
について詳しく書いています。
宇宙の果てはどうなってる?何がある?
宇宙の果てはどうなっている?、ようはどこから始まってどこで終わるのか?っていう疑問ですね。
地球でいえば、球体なので終わりはなくずーっと続くようになっていますが、宇宙はどうなんでしょう?
地球のように球体であれば、その外には何があるんでしょうか?
地球とは違い球体でなければ始まりがあって、終わりもあるはずです。その先には何があるんでしょうか?
宇宙の果てにはついては多くの専門家が議論を続けており、今では2つの説があるようです。
それが、
開いた宇宙説
閉じた宇宙説
の2つです。
それぞれ詳しく説明していきます。
1、開いた宇宙説
開いた宇宙というのは、まだまだ宇宙が未完成でずっと広がり続けている存在だという説です。
広がるというよりも膨張を続けているという説ですね。
みなさんも聞いたことがあると思いますが、ビッグバンというのが大きく関係しています。
これは宇宙の始まりが1点から、そしてこのビッグバンという爆発から起きたということです。
このビッグバンが140億光年前に起きたとされ、その後ずーっと膨張を続けていると言われています。
宇宙がなぜ膨張を続けているかと言われてるかというと、発見した銀河がどんどん遠くへ離れていってることからそのように推測されています。
2、閉じた宇宙説
1の開いた宇宙説とは真逆の閉じた宇宙説というものもあります。
これは1と反対に宇宙の果ては有限、ようは地球みたいにスタートがあって、また元に戻ってくるということです。
まあ有限とはいっても地球の大きさとは比べものにはならないものですし、形も距離もわかっていません。
1の説の方が夢があるかもしれませんね。
宇宙の果てまでの距離は?
開いた宇宙説が正しかったとしても、果てはあるということです。
この場合、今は宇宙の果てにはどれくらいの距離があるのでしょうか?
色々調べても諸説あるし、最終的には確認できないのでわからないっていうのが多くの人の結論でした。
ただある説で何となく腑に落ちたのが、宇宙の年齢が137億歳。
そして宇宙の果ての距離は470億光年という説です。
光年というのは光の速さを基準にした距離なのですが、普通のmやkmでは数字が大きすぎて表せないので、使われている距離です。
そして「なぜ宇宙の果ての距離がこのように言われているのか?」ということを説明します。
まず私達が10万光年離れた天体を観測できたとします。
でもこの天体を見るには、10万光年かけた光が私たちにまで届いていて見てることになります。
ようは10万光年かかってようやく見えています。
もっといえば、私たちに見えたその天体は、10万光年離れている天体というだけでなく、さらに10万光年前の姿なのです。
そう考えると何かしらでより離れた天体の存在を私達が把握したとしても、それは離れた距離だけ、より昔の姿でしかありえないということです。
そういった流れで、137億光年という宇宙の年齢から宇宙の果てが470億光年と導き出されたのだと考えられます。
まとめ
僕自身、宇宙学者でもなんでもないので、宇宙の果てに関して詳しいことはわかりません。
でも専門家や宇宙を実際に見たことのある宇宙飛行士にすらわからないということです。
そう考えると、まだまだ宇宙に関してはわからないことだらけなのです。
もしかするとあなたがそれを発見する第一人者になれる夢があるってことですね^^