無人駅を見て、「キセルや不正乗車してもバレなくない?」と感じたことはありませんか?
僕も学生の頃に田舎に遊びに行った時にふと感じたことがあるんですよね。
でも、無人駅があるところに住んでいる友人に「たまに捕まっているの見るよ」を聞いたことがあります。
いったい無人駅ではどのようなキセル対策が行われているんでしょうか?
ここで詳しく書いています。
無人駅のキセル対策ってどうなっているの?
無人駅ではこのようなキセル対策が行われています。
・後ろ乗りで運転席の前の車両しか降りれないようにしている。バスのような感じ。
・車掌が乗車券の検札を見回る。
・たまに抜き打ちで改札チェックに入る。
・防犯カメラを設置して抑制力に。
無人駅や人が少ない駅だと、電車内で運転手さんが切符を確認して回ったり、しっかりと乗り降りを確認できるように運転席のすぐ後ろの席からしか降りれないようになっている電車も多いようです。
これなら無人駅でもキセルを防ぐことは出来そうですよね。
ただ、後半の2つは対策といっても、キセルなどやりたい放題だと感じますよね。
なぜそんな状態のままにしてるんでしょうか?
無人駅でキセル対策が十分でない理由とは?
簡単に言えば、キセルや不正乗車で損するだろう費用よりも人件費の方が高くなるからです。
反対に人の乗り降りが多い駅であれば、キセルや不正乗車が増えすぎると多くの取りこぼしになります。
だからこそそういった駅に人員を集中させている傾向にあるのかもしれませんね。
また田舎では、
・キセルをするような悪い人はいない
・周りの目があるから出来ない
・噂が広まるのでしない
このような意見がありました。
確かに田舎だと無人駅って多いイメージですが、このような理由から心配するほどキセルや不正乗車をしようとする人はいないかもしれませんね。
キセルや不正乗車がバレたら罪になる?
まずキセルや不正乗車は犯罪です。
無人駅となると判断は難しいところですが、詐欺罪になる可能性あるそうです。
そうでなくても、鉄道営業法29条の違反になります。
このような刑事罰は親告罪といって、被害者側(鉄道側)の訴えがなければ起訴はされません。
なので刑事罰になることは少ないのかもしれませんが罰金は請求されてしまいます。
改札や切符売り場などで見たことがあるかもしれませんが、「不正があった場合は正規の運賃の3倍以上の額」を請求されてしまいます。
定期などを持っていれば悲惨で、発覚した日以外は実際には不正をしていなくても有効期間内全ての分を請求されることもあります。
そうなると数十万、下手すると100万円を超えてしまうことも・・・
それをしっかり知っていれば、たった数百円をケチってキセルのような犯罪を起こす人はいなくなると思うんですけどね汗
まとめ
無人駅のキセル対策がどうなっているのか?ということについて見てきました。
無人駅なのは、ある程度計算して考えた上での配置なようですね。
確かにほとんど人の乗り降りしない駅に人がいてももったいない気がしますよね。
その分、車掌兼運転手を置くなど工夫して問題をクリアできることも多いようですし。
これを読んでいる人は間違ってもキセルなどしないようにしましょうね!