子供の頃って学校があるせいか、一度ノロウイルスなんかが流行ると一気に移って広まってしまいますよね。
自分の子供の学校で流行っていると、ちょっとしたことでも「うつっちゃったんじゃないの?」って神経質になることも。
でもノロウイルスの典型的な症状の、下痢や嘔吐が子供にあったら高い確率で、ノロってわかりますが、もし下痢だけだった場合はどうでしょうか?
その場合もノロウイルスでありえるのか?
そもそもどんな症状があるのか?
下痢だけの場合、普通の下痢とノロウイルスとの違いや見分け方があるのでしょうか?
ここで詳しく書いています。
目次
ノロウイルスになった子供は下痢だけの場合もある?
ノロウイルスって聞くと、下痢と嘔吐の両方がひどくなるっていうのがイメージですよね。
では子供が急に下痢になったり、何度も下痢をしにいってるけど、嘔吐はない場合はどうなのか?
ノロウイルスはお医者さんにも言われてますが、下痢よりもむしろ嘔吐がひどいケースが多いです。
なので、その場合はもしかするとノロウイルスではないかもしれません。
でも100%断定はできないので、ノロウイルスにどういった症状があるのか特徴を知っておきましょう。
ノロウイルスの子供の症状は?
ノロウイルスの子供の良くある症状は4つと言われています。
腹痛
下痢
嘔吐や吐き気
発熱
です。
それぞれ説明していきます。
1、腹痛
普段あるようなじんわりといった痛みでなく、チクチクと突かれるような痛みがあります。
立ち上がるのも辛いような状態なこともあります。
2、下痢
ノロウイルスにかかった時の下痢のうんちの色は、薄い茶色から白色に近い水っぽいものになります。
臭いも、普段とは違いつーんとした酸っぱいにおいがします。
3、嘔吐や吐き気
本来は嘔吐がある場合が多いです。
症状が出始めた時から嘔吐を繰り返して始めるのがノロウイルスの大きな特徴です。
4、発熱
大抵は38度以下程度の熱であることが多いですが、まれに高熱になるケースもあります。
ただノロウイルスにかかった場合はとにかく下痢と嘔吐がひどいので、熱を感じている状況ではないことも多いですね。
下痢だけっていうことですが、他にこういった症状が少しでも見られてくるとノロウイルスである可能性が高くなります。
ノロウイルスと普通の下痢の違いや見分け方とは?
普通の下痢との違いは、やっぱり下痢だけでない点です。
ノロウイルスのようなウイルスや細菌感染の場合は、急な下痢、そして嘔吐を繰り返すことです。
一方、冷えだったり食べ過ぎ、乳糖不耐症などが原因のいわゆる普通の下痢は、一時的に下痢になりますが、数回程度で収まるのが特徴です。
なので明らかに何度も繰り返す場合は、ノロウイルスの可能性があるのもそうですが、他の病気の可能性だってありえます。
下痢だけで嘔吐がないから、ノロウイルスでないから大丈夫!っていう訳でなく、繰り返して起こる場合はどちらにしても病院に連れていってあげた方が良いってことですね。
まとめ
ノロウイルスは子供がもらってきやすい病気です。
普段から下痢のお子さんだったり、ノロウイルスの症状が強く出ない場合は確かに見極めが難しいかもしれません。
でも普段からお子さんがどれぐらいトイレに行くかっていうのは何となく分かってると思います。
なので、いつもより下痢がひどそうな場合はとりあえず病院に連れて行ってあげて下さいね!