インフルエンザのシーズンになると必ず予防接種を受けるって人も多いですね。
むしろ会社で半ば強制的に受けさせられるってところも多いみたいです。
でもそんな予防接種ですが、受けた後に「激しい運動や大量の飲酒は避けましょう」という注意を受けたことがあるのではないでしょうか?
金曜日とかに予防接種を受けた人であれば、「お酒を飲みたいんだけど、どれくらいなら飲んで良いの?」と疑問に感じている人が多いのではないでしょうか?
ここでは、インフルエンザの予防接種後のお酒について詳しく書いています。
目次
インフルエンザの予防接種後のお酒がダメな理由とは?
インフルエンザの予防接種後に大量の飲酒がダメな理由として2つあります。
1、予防接種の副反応との見分けがつきにくい
2、肝臓への負担がある
それぞれ説明します。
1、予防接種の副反応との見分けがつきにくい
インフルエンザの予防接種には副反応といって、何かしらのアレルギー反応が出ることがあります。
それは、注射した部位の赤みや腫れであったり、発熱、下痢、嘔吐、倦怠感、そして重篤な場合はアナフィラキシーショックなど意識を失うこともごくまれですがあります。
もし予防接種後に大量に飲酒したこういった症状が出た場合に、それが飲酒のせいなのか、それとも予防接種による副反応なのか見分けがつきにくくなります。
2、肝臓への負担がある
聞いたことがあると思いますが、お酒は肝臓へ負担がかかります。肝臓が弱ると免疫機能が低下してしまいます。
そうなった場合、インフルエンザの予防接種を打って、それに対抗する抗体を産生する能力が低下してしまいます。
せっかく打ったのに、インフルエンザへの抗体が十分につかない可能性があるということですね。
インフルエンザの予防接種後のお酒の量はどれくらいまでなら大丈夫?
予防接種の注意事項に「大量の飲酒」と書かれていますが、どれくらいの量までなら大丈夫なのでしょうか?
これは人によって個人差があるのですが、一般的には男性ならビールの大びん1本程度、日本酒1合程度、女性ならその3分の2程度とされています。
アルコールの分解する力が個人間で違うので、人によって違います。
だから普段から500mlのビール缶を2本以上飲むって人だと予防接種後当日は控えるようにした方が良いってことですね。
予防接種後のお酒はいつから大丈夫??
飲酒はいつから大丈夫なのでしょうか?
これに関しては、注意事項に書かれているように翌日以降であれば気にしなくても大丈夫でしょう。
ただ、予防接種の副反応のような症状が出ている場合は、お酒で悪化させることもあるので控えておいた方が良いです。
たださっきも言ったようにむしろ適量であれば当日でも問題ないと言っている医師も多いので、そこまで気にしなくても良いのかなと思います。
まとめ
インフルエンザの予防接種後のお酒について詳しく書いてきました。
お酒好きにとっては、1日でも我慢できない!!って人もいますよね。
ただせっかく打った予防接種の効果を弱くしてしまうこともあるので、もったいないです。
当日はちょっとだけ飲んで早く寝るのが一番です。
(僕もお酒好きなので気持ちがわかります汗)