クラリネットといえば、広い音域が出て色々な表現ができる楽器ですね。
それだけに奥深く、繊細な指使いが求められます。
「何だか上達しないな・・・」
って人も多いかもしれませんね。
でもしっかりとツボを抑えた練習をしていけば、必ず上手くなります。
ここでは、そんな
クラリネットの上達のコツ
具体的な練習方法
について詳しく書いています。
きっとあなたの上達の役に立つ内容です。
目次
クラリネット上達のコツとは?
クラリネット上達には、音色や、音の出し始めのタンギング、音を切る時の丁寧さといったロングトーンやタンギングが重要です。
またブレスコントロール、息の使い方も重要でこれが上手く出来ないと綺麗な音が出ません。
ポイントとしては、「どの音を出したいか?」と自分で把握しておくことです。
身近な先輩のクラリネット奏者でも良いですし、プロのクラリネット奏者でも良いですね。
繰り返し音を聞いて頭に叩き込んでおくと、いざ自分が吹いた時に何が違うのか?がだんだんと見えてくるようになります。
アンブシュアを正しい形にすることが重要!
アンブシュアというのはクラリネットをくわえる口の形ですね。
実はこのアンブシュアが曲者で、音の出方などに大きく影響してきます。
また「絶対にこれ」というものがなく、人の体格や口の形によってもベストなアンブシュアが変わってきます。
ただ自分で色々なくわえ方を試していくと、「音が出やすい、いつもよりキレイ」といったポイントが見つかります。
指導者に確認してもらうの良いですが、自分であったアンブシュアを見つけることも重要です。
アンブシュアはすぐに身につくものでないので、自分のものにするには時間がかかります。
その分、一度クセがつくと修正するのに時間がかかってしまうんですよね。
後から苦労しないように出来るだけ早い段階でしっかりとしたアンブシュアを身に付けるようにしましょう。
クラリネットを上達するための練習方法とは?
クラリネットの練習方法について話していきます。
さっきのところで話した上達するためのポイントと少しかぶるところもありますが、きっとあなたの上達の助けになるものです。
1、アンブシュアを崩れないように
クラリネットをふく時に鏡で自分の姿を見ながらやってみて下さい。
こうすることでアンブシュアだけでなく姿勢が崩れた時に、すぐにわかります。
正しいアンブシュアや姿勢は、キレイな音に繋がります。
普段は自分の姿を見ながら吹けないと思うので、自分の姿が見れるところで練習すると良いですよ。
2、小さな音でロングトーン
ピアノッシモぐらい小さな音量で、ロングトーンしてみて下さい。
やってみるとわかりますが、小さな音量だと安定して音を出すのが難しいと思います。
小さな音量で安定した音が出るように練習していくといざ普通の音量で吹いた時も、よりキレイな音が出せるようになります。
3、キレイな音をイメージする
クラリネットの音で「この人キレイだなー」って人はいませんか?
その人の声をしっかりと耳に入れ頭で記憶して、その音に近づけるようにとにかく練習することです。
プロの奏者であれば録音できるでしょうし、身近にいれば隣で吹いてもらうことも出来ますよね。
同じ音を出すことで、自分とその人で何が違うかが見えてきますよ!!
まとめ
クラリネットで上達するコツや練習方法について書いてきました。
まだまだクラリネットに不慣れな人もここで書いたことを意識して練習していけば格段に上手くなっていきます。
自分の憧れの先輩やプロ奏者を見つけると、「この人に近づきたい」と思えるようになるので、モチベーションも上がります。
せっかく始めたクラリネットですし、カッコよくふけるように頑張りましょう!