楽しいバーベキューも終わって憂鬱になるのが片付けですね。
中でもみなさんが勘違いしがちなのが炭や灰の処理方法です。
「炭って水かけたらその場で捨てて良い？」
「え、炭って土にかえるんじゃないの？」
こんな風に思っていませんか？
実はこれは大きな間違いです。
ここではそんな人のためにバーベキュー後の炭や灰の
その場での処理方法
持って帰る方法
再利用する方法
について詳しく書いています。
目次
バーベキュー後の灰や炭の処理方法
使った後の炭や灰が土にかえると思って、その場に捨てて帰る人がたまにいます。
でも実はというと、炭は土にかえりません！！
なのでしっかりと決められたところに処分する必要があります。
多くのキャンプ場やバーベキュー場では使った後の炭や灰を捨てる場所があります。
それはかまどっぽいところであったり、ドラム缶などが置いていたりと場所によって様々です。
でも気をつけないといけないのは、燃えた状態の炭をしっかりと消火してから捨てることです。
ここではバーベキュー後の炭を消火する3つの方法について書いています。
１、火消し壺に入れる
今ではバーベキュー用の火消し壺といった便利な道具があります。
この火消し壺は燃えている炭をそのまま入れてフタを閉めるだけで消火されます。
これは、酸素が入らないように密閉することで酸欠消火されるためです。
とはいってもすぐに消火される訳でなく1時間ぐらいは見積もっておくと良いでしょう。
ただ温度は中々下がらない場合もあるので、すぐ持ち帰る場合や持ち上げる必要がある場合は、上から水をかけて温度を下げるなど工夫をして下さい。
また火消し壺の中に水を入れて使うとより早く消火されます。
２、金属製のバケツに水を張り、入れて消火。そのままぶっかけはNG？
バケツなどに水を張って、その中に一つ一つ炭を入れて消火して冷やしましょう。
そのままぶっかける人も多い（僕もそうしてました汗）ですが、高温の水蒸気が飛んだり、周りに灰が飛んだり、グリルもぐちゃっとしてしまい掃除が大変になったりで良いことがありません。
３、燃やし切る
使っている炭がホームセンターなどで良く売られている安価なマングローブ炭の場合は、燃え尽きる時間が短いのでそのまま燃え切るのを待ってもいいかもです。
オガ備長炭や黒炭だと結構長いこと燃えるので、日帰りだと待つのは厳しいかもしれませんね〜
炭の種類が良くわからないって人はこちらを参考にして下さい。
⇒「バーベキューの炭の違いやおすすめ！黒炭・マングローブ炭・オガ炭等」
バーベキュー後の炭を持ち帰る場合
バーベキュー場に炭や灰の処理場がない場合は持って帰るしかありません。
また後から話しますが、完全に燃えきらず灰にならず残った炭を再利用したい場合も持って帰る必要がありますよね。
そんな場合の持って帰り方について説明します。
さっき紹介した火消し壺の場合はそのまま持って帰ることが出来ます。
ただバケツに入れて水で消した場合などはしっかりと炭が完全に消火されていることを確認して、新聞紙でグルグルに包んで更にビニール袋で包みましょう。
燃え尽きた灰も熱を持っている場合もあるので、湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に入れましょう。
無事、持ち帰ったら後は処理しないといけませんね。
その場合、実は燃えるゴミ、燃えないゴミに出すのか意見が分かれています。
自治体によって違いがあるようなのであなたの住んでる自治体に確認して捨てるようにしましょう。
バーベキューで一度使った炭は再利用できる？
一度着火して使った炭は、消し炭と呼ばれます。
この消し炭は一から燃やすよりも着火しやすい状態になっているので凄く便利で重宝します。
さっき話したマングローブ炭のような炭は一度燃やすとボロボロになって使える状態ではないかもしれませんが、オガ炭や黒炭だと捨てるのはもったいないかと思います。
そんな場合は、火消し壺で持って帰れば再利用出来ます。
水につけてない場合はそのまま火消し壺の中に入れて保管しておくことも出来ます！
水につけて消火していた場合は、お日様で乾燥させればまた使えます。
一度乾燥させて、ビニール袋などに入れて保管しておけば大丈夫です。
まとめ
バーベキュー後の炭や灰の処理方法について詳しく書いてきました。
バーベキューをするための具材や火起こしの道具についてはしっかりと準備していても、意外とし終わった後の処理方法についてはやり方がわからない人が多いです。
ここで書いた方法で処理すれば楽に問題なく処理出来ます。
再利用することも出来ますので、ぜひ状況に合わせて処理方法を選んで下さい。