線香立てに使う灰を香炉灰と言いますが、最初から灰がある訳ではありません。
線香を立てるためにも灰を買う必要があります。
それにずっと使っている内に、
「線香が立てにくい」
「燃え残りやカスが増えてきた」
といったことも増えてくるのでしっかりとした手入れが必要となります。
ただこういった事って誰から教わることもないんですよね。
なのでここでは、線香立ての
・灰はどこで買えるか?
・他のもので代用できるか?
・交換時期やお手入れ方法
について詳しく書いています。
ぜひ参考にしてください。
目次
線香立ての灰はどこで買える?
仏壇具を買うところで香炉灰(線香立ての灰)も購入できます。
ただ今では楽天やアマゾンでも購入できますし、もっといえば100均でも売られています。
なので安くすませたい人は100均で購入すると良いですね。
種類としては、
・本物の灰(藁灰など)
・珪藻土(ケイソウ土)
があります。
寝かして線香を燃やす浄土真宗派の人は、線香が消えてしまうのでケイソウ土は不向きです。
用途によって選んでください。
線香立ての灰は代用できる?
最近では見た目も良いビーズを代用する人も増えています。
灰だとちょっとした風で飛んでしまい汚れることもありますがビーズだとそういったこともありません。
それに洗って何回も使えるので経済的かもしれません。
ただ一つ注意点は、さきほども話したように家の宗派によって線香を寝かせて燃やす家系もあると思いますが、そういった人にはビーズが使えないということです。
ビーズに直接、火が触れてしまいますからね。
線香立ての灰の交換時期は?
線香立ての灰はずっと使える訳ではなく交換が必要になってきます。
使っているとこういったことが起こります。
・湿気で灰が固まり、線香の立ちが悪くなる
・燃え残しなどで見栄えが悪くなる
こうなると、仏壇の灰を交換、お手入れが必要になるタイミングです。
その方法について具体的に説明します。
線香立ての灰のお手入れ方法!
仏壇の香炉灰をお手入れする方法です。
1、灰をならす、ふるう
仏壇の灰は空気の湿気のせいで固まってしまったり、塊が出来てしまうことがあります。
こうなると線香の立ちが悪くなってくるので、お手入れしてあげなければいけません。
その時に使えるのが茶こしです。
100均でも売られています。
しっかりとしたものが欲しい人は専用の灰ふるいができるものがあるので購入してみると良いですね。
灰ふるい 耐熱性ABS樹脂 直径12cm×高さ3cm 【お盆用品 仏具 お彼岸】
2、線香の燃え残しをとる
仏壇で線香を燃やすたびに燃え残しが増えていきます。
見栄え的にも悪くなるのでしっかりととってあげましょう。
特別な方法ではないですが、ピンセットや割り箸でとれば比較的簡単ですし、手を汚さずにすみますね。
1と2のようなお手入れをしていく内にどうしても香炉に入っている灰が減っていきます。
その場合は、足してあげる必要がありますね。
線香立ての灰はどこに処分したら良い?
一軒家などで庭がある場合は土に返してあげると良いです。
捨てるよりも縁起的にも良さそうです。
ただ庭がない、近くに土がない場合は、燃えるゴミとして捨てて大丈夫です。
「バチ当たりな!!」と思うかもしれませんが仏壇に飾る花も枯れたら捨てますよね?
それと同じで捨てることは何も悪いことではありません。
むしろ細めに仏壇の灰を手入れしてあげる方が亡くなった方も喜びます。
まとめ
線香立ての灰を買える場所やお手入れ方法について話してきました。
こういったことって今さら人に聞けませんよね。
それに意外と知っている人も少ないです。
今ではおしゃれな香炉灰も増えているのでそういったものにチャレンジしてみても良いかもしれませんね!!