朝起きてしばらくすると足がパンパンになる。
特に足の甲や足首がひどくて夕方から夜にはひどいことになってるなんて人が多いです。
足のむくみは見た目が悪いだけでなく、ひどい人はそれが原因で体がだるくなったり、痛くなったりと色んな症状を引き起こします。
それに、何か病気が原因で足のむくみを引き起こしている可能性も・・・
ここでは足のむくみがひどく、「何か病気なのでは?」という人のための情報を書いています。
足のむくみの原因は何がある?
足のむくみの原因のほとんどは血行が悪くなってしまうことです。
足の血行が悪くなってしまう原因としては、
ずっと同じ姿勢でいる(長時間のデスクワークや立ち仕事など)
生活習慣(ストレス、寝不足、運動不足)
エアコンや寒い季節による冷え
といったことがあります。
身体の中でも特に足はむくみやすいのですが、その理由として、心臓から一番遠く、足まで流れた血液を心臓に戻す場合、重力に逆らう形になります。
なので、ふくらはぎの筋肉は血流を良くするのに大きく影響すると言われているのですが、さっき言ったようなずっと同じ姿勢でいることで筋肉が疲労し、ポンプ的な役割を失ってしまうことがあります。
加齢による筋肉の衰えもむくみやすい原因になります。
また顔のむくみと同じように、水分や老廃物が溜まってしまうことも足のむくみの大きな原因となります。
でも一番の心配なのは、「単なるむくみでほっておいていいのか?」ってことですよね。
足のむくみでどういった病気が考えられるのかを次のところで書いています。
足のむくみは病気の可能性も?
足のむくみもさっき書いたような一過性のもの(たまになる)ものであれば生活習慣を改善したり、家で出来る対処法をやれば改善していくケースも多いです。
ですが、ずっとひどい足のむくみが続くようであれば何かしらの病気が潜んでいる可能性があります。
どういった病気が考えられるのでしょうか??
考えられる病気には、
下肢静脈瘤・・・ところどころ膨らんでいたり、でこぼこが出来る。むくみ以外にもかゆくなったり、重たくだるくなる
ような症状が出ます。
深部静脈血栓症・・・聞いたことがあるかもしれませんが、エコノミー症候群とも言われます。飛行機や新幹線などでずっと同じ姿勢でいたりした後に静脈が詰まってしまうことで起こります。むくみ以外に痛みを感じることがあります。
こういったケースが多く、その場合は両足でなくどちらか片方、左足に出るケースが特に多いようです。(そうでない場合もあります)
なので、もし片方の足だけずっとむくんでいて、痛かったり、かゆい、でこぼこしてるようであれば病気を疑いましょう。
また足だけでなく全身のむくみが続くようであれば腎臓や肝臓の病気である可能性も考えられます。
どちらにしても、むくみがずっと続くようであれば一度病院に行ってみてもらいましょう。
足のむくみは何科にいけばいい?
いざ足のむくみで病院に行こうと思っても、何科に行けばいいの?ってなりますよね。
さっきも言ったように足のむくみといっても、内臓系の病気である可能性もあるので、総合病院に行くのが一番です。
また足のむくみで多い病気の下肢静脈瘤が疑われる場合は、血管外科が専門となります。
見た目で足にむくみの他にでこぼこができていたり、かゆみがある場合は、血管外科に直接行ってみても良いですね。
まとめ
足のむくみがひどく、ずっと続く場合はやっぱり心配になりますよね。
良く聞くむくみだからこそ、「こんなので病院に行ってもいいのかな・・・」と尻込みしてしまう人も多いと思います。
ですが、足のむくみは病気のサインである可能性もあります。
実際に、病院に行くのが遅れて症状がひどくなってしまったという人もいるので、まずは病院に行くようにしましょう!!