大人になっても病気にかかると辛いものです。
小さい時に風邪やインフルエンザになれば親が看病してくれるし、学校も休んで当たり前だったけど大人になるとそういう訳にはいきません。
自分で病院に行って治療もしてもらわないといけないし、インフルエンザのように人に移してしまうような病気の場合は、自ら休む必要があります。
それに、休む期間も特に決まりがないケースが多いので、医者や会社の判断、そして自分の状況から考えて決めていかないといけません。
とはいっても、大体何日休むものなのか?っていうのは知っておきたいところです。
周りに迷惑をかけないためにも、そして自分のためにもここで確認しておきましょう!
インフルエンザで仕事は何日休むものなの?
インフルエンザでよく聞くのは、「症状が出てから5日間、そして熱が下がってから2日は休む」といったことです。
でも実はこれは、学校保健安全法といってあくまで子供のように学校での休みの期間を定めた法律であって会社では当てはまりません!!
仕事の場合は、それぞれの会社によって決められていたりするケースが多いかと思います。
ただ会社もあなたが受けた医師の判断を聞いてくるかと思うので、何よりも医師にいつから会社に行ってもいいかを確認することが大事です。
ですが、熱が下がったり体調が良くなるスピードというのは人によって個人差があるかと思います。
なので、何日休むのかという基準にするのは、「人に感染しない、ウイルスが体からなくなるのはどれくらいか?」がわかりやすいかと思います。
厚生労働省では、このように言われています。
Q.17: インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
引用元:インフルエンザQ&A-厚生労働省
インフルエンザの症状が出てから、3日〜7日がウイルスを周りにばらまいてしまう可能性があるってことですね。
ただこのことや、さっき話した学校保健安全法でも言われてたように症状が出て最低でも5日間は休みをとった方が良いとは言えますね。
インフルエンザ解熱後なら仕事は大丈夫?
おそらくインフルエンザで体が良くなったかどうかの自己判断は、熱が下がったかどうかということではないでしょうか?
熱が下がれば体も楽になるし、さっき話した5日たつ前に熱がなくなってしまうって人もいるかと思います。
でも解熱すれば仕事に復帰しても良いのでしょうか?
これは結論からいえば、解熱したかどうかだけでは判断出来ないってことになりますね。
理由は2つあります。
1、薬が効いているだけ
2、体にウイルスは残っている
です。
1は薬のおかげで熱が下がっているだけであって、実際は下がっていないことも考えられるということです。
特にインフルエンザに発症してすぐに病院に行った場合は薬で上手く熱が下がったように感じますが、薬が切れると上がることも多いです。
薬が切れて1日経過しても大丈夫か?と様子を見ることが大事です。
また、薬の効果でなく、熱自体がしっかり下がっていたとしても、ウイルスは体内に残っています。
解熱後2日間休むことが学校で義務づけられていることからも理由がわかります。
なので、解熱したこと関係なくとりあえずは、発症してから最低でも5日は休むことを考えて、仕事復帰はそれから病院で医師と相談、会社とのやりとりで最終確認をすると良いでしょう!!
まとめ
インフルエンザになった場合の仕事を何日休むのが普通なのか?といったことについて書いてきました。
個人差があるので、ここではあくまで目安っていうのを話しています。
子供ならしっかりとした決まりもありますし、むしろ学校側が休ませてくれますし、親が心配してくれました。
でも大人になると自分だけでなく、周りのことや、仕事のことなど色々と考えないといけません。
ここで話したことを参考にしながらも、医師の判断に従うようにして下さいね!!