絶滅危惧種の動物をたまにテレビなどで目にしますよね。
「こんな生き物まで?!」とたまにびっくりすることもあります。
でもなぜ絶滅危惧種がこうやって増えていっているのでしょう?
何か大きな原因はあるのでしょうか?
ここではそんな
絶滅危惧種の増える原因
絶滅危惧種に指定されている生き物(リスト)
について詳しく書いています。
絶滅危惧種の主な4つの原因
絶滅危惧種が増える原因には主に4つあります。
外来種
外来種というのは本来存在しないところに入り混じってしまった生き物のことです。
人間が大きな距離を移動できるようになった時代からこのような問題が起きています。
人間が船や車、飛行機などで大きな距離を移動することで故意的、またはそれ以外でも生き物が本来いないところにまで移動してしまうことがあります。
これが結果的に生態系を崩してしまい、いなくなる生物が増えてしまいます。
人口増加
2015年には人口が70億人を突破し、2050年には93億人に達すると言われています。
1年に7800万人、1日に20万人増えていることになるので、もの凄いスピードです。
そして、人口が増えるのでそれだけ住むところを確保しないといけなくなります。
悲しいことですが人間が増えるとどうしてもそれに合わせて必要な土地や食料も増えます。
共存できれば一番ですが、そういう訳にもいかず絶滅の危機にさらされてしまう生き物が存在します。
乱獲
人間にとって生活のために生き物を殺し、食べることが必要とされます。
その日必要な分だけとっていた昔と違い、だんだんと自分たちだけでなく、他の人たちに売るために多くの生き物を捕獲するようになってきました。
またそれは食べるためだけでなく、服や毛布などに使うためにも捕獲されてきました。
今となっては生き物を保護するための法律や活動なども増えてはいますが、それでも違法で乱獲する密猟者もいることは事実です。
それが多くの絶滅器具種を増やすことになってしまいました。
地球温暖化
人口の増加や科学の進歩によってCO2の消費量が増加していってます。
CO2の増加により地球は温暖化を続け、環境に適応できなくなる生き物がいます。
またなくなってしまった生き物を捕食していた生き物も生活ができなくなっていきます。
食物の連鎖反応などと言いますが、ある生物だけでなく一緒にいなくなる生物もいるということです。
元をたどれば人間のせい?
絶滅危惧種の4つの原因を見てもらうとわかりますが結局は人間のせいだと言ってしまってもおかしくないですね。
人間が増え、進歩すると共に
温暖化、森林伐採、乱獲、外来種
が起こっているので・・・
今ではワシントン条約などの国際条約で保護するよう決まりがありますが、何とも心が痛いことです。
絶滅危惧種に指定されているのはこんなメジャーな生き物も?
絶滅危惧種に指定されている動物は自分たちとは程遠い動物のようなイメージがありませんか?
でも実は良く聞く名前のあのメジャーな動物も指定リストに入っています。
ざっとあげていきます。
・チンパンジー
・カバ
・ラクダ
・レッサーパンダ
・トラ
・チーター
・アフリカゾウ
・ツキノワグマ
・ジャイアントパンダ(2016年に除外)
・クロサイ
これは一部です。
動物園で良く見かけるトラやカバ、チンパンジーなどすごく意外な動物まで絶滅危惧種に指定されています。
こういった動物は動物園でしっかりと飼育され、増やすよう努力がされているようです。
ただ嬉しいことにジャイアントパンダは一時期、絶滅危惧種に指定されていましたが、2016年に除外されたとのことです。
一度は人間の蒔いた種といえど、努力して保護した結果と言えますね。
まとめ
絶滅危惧種が増える原因について書いてきました。
普段から馴染みのある動物まで指定されていたことにびっくりしたのではないでしょうか?
最近では動物園に行く人も減っていると思いますが、もしかすると今後見られなくなってしまう動物もいるかもしれません。
僕も子供の時はそうでしたが、遊園地やゲームも良いですが、たまには動物園に行ってみてはどうでしょうか?